虫歯治療
ミニマルインターベンションに基づいた虫歯治療 MI(Minimal Intervention)
ミニマルインターベンションとは、最小限の侵襲で最大限の効果を発揮できる処置を選択することが患者様の利益になるといった考え方です。
この考え方に基づいて当院では以下のように虫歯治療の原則を定めています。
- フッ素の初期虫歯に対する活用
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- 虫歯からは虫歯菌に感染した部分のみを除去する。
- 除去してできた穴は、化学的に接着する材料(コンポジットレジン、セラミック)を実証済みの高品質の接着剤で化学的に接着させる。
- 接着材料がすり減ったり割れたりした場合は交換ではなく修理する。
- 化学的に接着しない金属の詰め物は使用しない。
- ※どんなに精密に作られた銀歯でもその精度は20μmといったところですが、
虫歯菌の代表であるミュータンス菌の大きさは1μm程であり、化学的接着
を獲得していない限り、虫歯菌の歯と詰め物の隙間からの侵入を阻止することは
できません。