ミナス音楽の楽しみ

ミナス音楽とは ブラジル、ミナス地方をルーツに持つ音楽のことで、 軍事政権下の70年代初頭に、ミルトンナシメントのもとに 集まった音楽家たちが、街角クラブ（クルビ・ダ・エスキーナ） という名の曲やアルバムをリリースしたのが最初らしい。 ブラジルの伝統的な音楽や教会音楽、ビートルズなどのロック やジャズ、プログレなど様々な音楽が違和感なく融合している。

ミナス音楽の特徴 概して複雑なハーモニーや和音の進行などにより、一聴しても よくわからない作品が多いが、私の場合は50回くらい聴き込むと いつのまにか親密な友人のように優しく語りかけ始めるものが多い。 写真で紹介しているものは全てそういう作品

現在はミナス系というと、一つのジャンル もしくはプラットフォームみたいなものになっていて、 新しい才能が次々に見出されている。今の私の一番の注目は マイラマンガという女性シンガーで、今はサブスクリプション でしか聴けないけれど、近々CD化されるということで、 待ち遠しい。